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エンジニア就活のポイント【メガベン内定者が解説】

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この記事では、私自身の就職活動の経験をもとに、エンジニア就活で重要なポイントを具体的に解説します。

私は情報系の専攻ではありませんが、メガベンチャーから内定を獲得することができました。その過程で実践した「やって良かったこと」や「もっとこうしておけばよかったこと」など、私の経験に基づくアドバイスをお伝えします。

これらのポイントは、文系の方でも十分実践可能です。現在、就職活動を進めている方はもちろん、将来エンジニアとしてメガベンチャーで活躍したいと考えている方にも役立つ内容です。ぜひこの記事を参考に、あなたの就職活動を一歩前進させてください。

私が実際に行った就職活動の流れを、この記事で詳しく紹介しています。リアルな就活のプロセスを知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

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エンジニア就活の5つのポイント

私が特に重要だと思うエンジニア就活のポイントは次の5つのです。


  • コーディングテスト
  • ポートフォリオ
  • 短期インターン
  • 長期インターン
  • 本選考


順番に解説していきましょう。

コーディングテスト

まず、コーディングテストはエンジニア就活における選考過程の一部で、インターン選考や本選考において行われます。このテストを突破した人だけが面接に進むことができます。

最近では、メガベンチャー企業ではほぼすべての企業がコーディングテストを実施しており、スタートアップでもよく行われています。そのため、コーディングテストの対策はエンジニア就活において欠かせない準備となります。

私は以下のステップでコーディングテストの対策を進めました。


  • ① データ構造とアルゴリズムの基礎を学ぶ(同時に使用するプログラミング言語の文法を学習)
  • ② 問題を繰り返し解く
  • ③ 実際のコーディングテストをたくさん受ける

① データ構造とアルゴリズムの基礎を学ぶ(同時に使用するプログラミング言語の文法を学習)

私自身、情報系の専攻ではなかったため、大学でデータ構造やアルゴリズムを学ぶことはありませんでした。そのため、基礎から独学で勉強を始めました。使用するプログラミング言語はPythonに決め、最初は最低限の文法を理解していたものの、まだ十分に使いこなせていませんでした。
データ構造やアルゴリズムを学ぶ過程で、手を動かしてコードを書くことでPythonの使い方も同時に身につけました。

② 問題を繰り返し解く

データ構造とアルゴリズムの基礎がある程度理解できた後は、練習問題を繰り返し解きました。
最初は全く解けない問題も多かったですが、できなかった問題は必ず記録しておき、何度も繰り返し解くことで理解を深めました。特に苦手な問題は、内容を覚えるまで繰り返し解きました。この方法は、受験の数学の勉強をするような感覚でした。

ここまでの学習に使った教材ですが、私はPaizaというサイトで勉強していました。
どの教材を使っても問題ありませんが、重要なのは選んだ教材を完璧に理解するまで他の教材に手を出さないことです。これはどんな勉強にも共通することですが、色々な教材に手を出しても知識は定着しません。
決めた教材は最後まで極めることがとても重要です。

③ 実際のコーディングテストをたくさん受ける

ある程度の学習が完了したら、実際のコーディングテストを多く受けました。
よく質問されるのは「どのレベルまでできれば良いのか?」という点ですが、この質問に対して具体的なレベルを示すのは難しいです。しかし、レベルを知る最も効果的な方法は、実際にコーディングテストを受けることです。
企業によって問題や基準には差があるものの、実際にテストを受けることで、どのような問題が出題され、どの程度のレベルが求められているのかを把握できます。

そのため、コーディングテストを多く受けることは非常に重要です。
第一志望の企業は最初に受けるのではなく、まず他社のテストを受けてレベル感を把握し、必要なスキルを学習してから、第一志望の企業を受けるべきだと私は考えています。実際に私は内定をもらった企業には、他の企業のテストを受けた後に応募しました。第一志望の企業に応募する前に他社のコーディングテストで必要なレベルを知り、そのレベルに合わせて不足している部分を学習することで、確実に第一志望のコーディングテストを通過できるように準備しました。

ポートフォリオ

情報系の専攻でない方にとって、ポートフォリオは特に重要です。
ポートフォリオとは、自分の技術力を示すための制作物のことで、エンジニア面接ではこのポートフォリオに関する内容が中心となることが多いです。

私はバックエンドエンジニアを志望していたため、ポートフォリオとしてWebアプリを作成しました。
具体的には、PythonのフレームワークDjangoを使用してバックエンドの機能を重点的に開発しました。作成したアプリは、Todoアプリと会議室予約アプリです。。

ポートフォリオの内容は、自分の志望する職種に応じて変わります。どんなエンジニアになりたいかを明確にし、その方向性に合った制作物を作るようにしましょう。

ポートフォリオを作成する際に私が意識していたことは、次の3つです。


  • ① 使用したプログラミング言語とその使用理由
  • ② ポートフォリオの作成意図
  • ③ 実際に他の人に公開し、フィードバックを得る


これらの重要性について順番に解説します。

① 使用したプログラミング言語とその使用理由

アプリ開発には多くのプログラミング言語が使用できます。例えば、Ruby、Java、Pythonなどがあります。それぞれに特徴や長所短所があるため、言語を選定する際には、その理由をしっかりと理解し、面接時に説明できるようにしておくことが大切です。

選定理由を答えられないと、面接官に「そのプログラミング言語についての知識が不十分だ」と判断される可能性があります。言語の特徴を理解し、それを選んだ理由を明確にすることが、エンジニアとしての深い理解を示すことにつながります。

② ポートフォリオの作成意図

エンジニアがWebアプリを作る際には必ず何らかの課題を解決する意図があります。何の意図もなくアプリを作ることはありません。エンジニア志望の学生であっても、ポートフォリオのアプリを作成する際は、解決すべき問題や課題を明確にし、その意図をもって開発を行うべきです。そして、その意図は面接のときにわかりやすく伝えられるように必ず言語化しておきましょう

③ 実際に他の人に公開し、フィードバックを得る

作成したWebアプリは、可能な限り他の人に使ってもらいましょう。他人に使ってもらうことで、自分では気づかなかった使いにくい部分が明確になります。フィードバックを得て、その改善点を修正することで、ポートフォリオがさらに良いものになります。

また、これは実際のアプリ開発の過程でも行われることですので、この経験をポートフォリオに反映させることで、実務を意識した開発経験をアピールできます。

短期インターン

短期インターンは、通常3日から2週間程度の期間で行われ、主に大学の長期休暇期間中に開催されます。特に、8月や9月に行われるものはサマーインターンと呼ばれ、参加者が多いです。

短期インターンでは、実務に参加して開発を行うというよりも、企業が用意したカリキュラムに従って開発を進めることが一般的です。私が参加したサマーインターンでは、初日に企業から課題が提示され、その課題を解決するWebアプリを開発し、最終日に発表を行うという形式でした。

サマーインターンの大きな特徴は、企業の雰囲気を体験しながら開発経験を積める点です。また、優秀な参加者はその後、早期選考に進むことができる場合もあります。そのため、サマーインターンの選考は本選考と同様に重要です。志望する企業のサマーインターンの選考には必ず応募するようにしましょう。ただし、サマーインターンに参加できなかったからといって、必ずしもその企業に入れないわけではありません。実際に、私も内定をいただいた企業のサマーインターン選考には通りませんでした。

サマーインターンの選考の流れと準備

サマーインターンの選考は4、5月ごろから始まります。選考の流れとしては、書類選考→コーディングテスト→面接の順番が一般的です。理想としては、4・5月までにコーディングテスト対策、ポートフォリオの制作などが終わっていることが望ましいです。さらに、この時点で現場での開発経験があるとさらに良いです。

私は準備を始めるのが遅かったため、インターン選考の応募とコーディングテスト対策、ポートフォリオ制作を同時並行で進めていました。余裕のある人は2・3月のうちにコーディングテスト対策・ポートフォリオ制作は終わらしておきましょう。開発経験については、サマーインターンの選考時に必須ではないので、サマーインターンの選考の応募と同時に進めるぐらいで十分だと考えています。(もちろん、早くに開発経験を積んでおくことに越したことはないです。)現場での開発経験は主に、長期インターンなどで積めるため、次のセクションで解説します。

サマーインターンの探し方

サマーインターンの情報は、企業の公式HPに掲載されています。自分の知っている企業があれば、そこから直接応募することができます。また、魔法のスプレッドシートには、参加可能なインターン情報がまとめて掲載されているので、そこから探すのも一つの方法です。その他にも、就職活動支援サイトを通じて募集されているインターンもあるので、そちらもチェックしてみましょう。

長期インターン

長期インターンは、通常1ヶ月以上の期間で行われるインターンシップです。特にスタートアップ企業などでは、1年を通して募集していることが多く、学年を問わず参加できる場合もあります。

開発経験

長期インターンの特徴は、企業が用意したカリキュラムに従う短期インターンとは異なり、現場のチームに加わって実際の開発を行うことです。
このため、現場での実践的な開発経験を積むことができ、これは本選考において強いアピールポイントとなります。可能であれば長期インターンに参加することを強くおすすめします

長期インターンの選考

しかし、現場のチームに加わり開発を行うため、求められる技術レベルはサマーインターンよりも高く、特に開発経験が重要視されます。
そこで、長期インターンに参加したことがない方は、「どのようにして長期インターンに参加すれば良いのか?」という疑問が湧くでしょう。

私の考えとして、ポートフォリオを実際の開発を意識した形で作成することが非常に重要だと考えています。もし現場での開発経験がないのであれば、それを補うために、ポートフォリオに力を入れる必要があります。ポートフォリオは単なるTodoアプリなどにするのではなく、自分や他人の課題を解決できるようなアプリに仕上げるべきです。ポイントは、自分の課題だけでなく、他人の課題も解決できるポートフォリオを作ることです。そうすることで、他の人に使ってもらい、フィードバックを得て改善するサイクルを回すことができ、実践的な経験を積むことができます。

このような実践的なポートフォリオを作成し、それを面接でしっかりと説明できれば、開発経験がなくても長期インターンに参加できるチャンスが広がります。

開発経験がない人はいきなりメガベンチャーの長期インターンに応募するのではなく、まずはスタートアップなどの長期インターンに参加することがおすすめです。スタートアップなどで開発経験を積んでから、志望しているメガベンチャーの長期インターンに応募することを目指しましょう。

また、一部の長期インターンでは開発経験がない人向けにまずWebアプリ開発について学んでから実際のチームに参加するという流れのものもあります。このような長期インターンも探して見てください。

長期インターンの応募時期

私自身は、9月から長期インターンの応募を始めましたが、このタイミングは遅すぎたと感じています。最も理想的なのは、2月・3月にポートフォリオを仕上げた後、4月・5月に長期インターンに応募することです。このタイミングでサマーインターンの応募も並行して行い、10月頃から始まる本選考の時期には開発経験を積んでいることが望ましいです。

長期インターンの探し方

短期インターンと同様に、企業のHPや魔法のスプレッドシートから探してみることがおすすめです。
しかし、スタートアップのインターンはなかなか見つからないことが多いです。そのため、複数の就活サイトに登録して探すことがおすすめです。
私は、

【アカリク就職エージェント】

を使用して長期インターンに応募してスタートアップの長期インターンに参加することができました。

アカリクは、大学院生が自分の研究をアピールすることで、企業からスカウトを得られる就職・インターン支援サービスです。
実際に、私も機械学習の研究を掲載したところ、企業からスカウトを受けて長期インターンに参加できました!


  • 自分の研究を活かして就職活動を進めたい方
  • 企業と効率的にマッチングしたい方


こんな方には特におすすめです!

相談は無料なので、まずは一度相談してみてください。


本選考

エンジニア就活において、本選考は通常10月ごろから始まります。
この段階に進むためには、ここまでのポイントを踏まえて準備を整えておくことが大切です。具体的には、次の3つの項目が整っている状態が理想的です。


  • コーディングテストを通過できる知識
  • 実務の開発を意識したポートフォリオ
  • 長期インターンで得た開発経験


これらのものを準備できていれば、企業の選考に応募していきましょう。

最初に応募する企業については、第一志望の企業から応募するのではなく、志望度の低い企業から応募することをおすすめします。その理由は、いきなり第一志望の企業の面接を受けるよりも、他の企業の面接で練習を重ねてから臨んだほうが良いからです。

面接は、どんなに準備が整っていても最初は緊張や不安がつきものです。
特に初対面の面接官に自分の経験や考えをわかりやすく伝えることは簡単ではありません。志望度の低い企業から面接を受けることで、面接の進行や質問の対応方法に慣れることができ、より自信を持って本番に臨むことができます。

面接で自分の経験をうまく伝えることができなければ、せっかくの準備も意味がありません。
特に、面接が初めての場合や慣れていない場合、上手く話すのが難しいと感じることもあります。そのため、模擬面接などで練習することも重要ですが、実際に本番の面接を何度か経験することが一番の練習になります

実際の面接で、自分がこれまでどのように努力してきたのか、何を学び、どんな成果を上げたのかをしっかりと伝えることができれば、技術面での問題はありません。自信を持って面接に臨むことができるようになります。

まとめ

この記事では、新卒でエンジニアとして就職するために必要なポイントを解説しました。

これらのポイントは、私自身のエンジニア就活の経験を基に、実際に効果的だった方法を厳選し、改善が必要だった部分をブラッシュアップしたものです。この記事で紹介した内容を実践すれば、たとえ文系出身であっても、志望企業への入社も可能です。

就職活動は決して簡単ではありませんが、努力を重ねれば必ず結果がついてきます。頑張ってください!

また、現在就職活動中で相談したいことがある方はお問い合わせから無料で相談を受け付けています。
エンジニア就活に関する疑問や不安があれば、お気軽にご相談ください。あなたの状況に合わせてアドバイスさせていただきます!

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