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JSONとは?【基本と使い方】

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この記事では、JSONについて解説します。
JSONはWeb APIのデータ交換でよく使われます。JSONは扱いやすくシンプルな記法で、プログラミング言語で簡単に利用したり、HTTPで送受信したりできます。
Web APIを使用するときは、JSONを用いることが非常に多いので、Web APIを使用するときのためにこの記事を通してしっかりと理解しておきましょう。
Web APIがどのようなものかわからない方は、まずは以下の記事を読んでみてください。

Web APIとは?【Webサービス開発で利用】
JSONの概要
JSONとは、JavaScript Object Notationの略です。
JavaScriptの記法でデータを記述できます。さらに、そのシンプルさから多くの言語がライブラリを用意しています。
JSONについて詳しく見ていきましょう。
JSONのフォーマットの基本
まずは、次のJSONのデータの例を見てください。
[
{
"book_id": 101,
"title": "The Silent Ocean",
"author": "H. Nakamura",
"pages": 320
},
{
"book_id": 102,
"title": "Mystery of the Ancient Ruins",
"author": "S. Takeda",
"pages": 280
},
{
"book_id": 103,
"title": "Journey Beyond the Stars",
"author": "K. Fujisawa",
"pages": 450
}
]
JSONでは、上の例のようにデータ名とその値をひとまとめにして扱います。
名前と値がペアにして、名前の後ろに「:(コロン)」をつけます。
上の例では、名前がbook_id、値が101になっていて、book_idの後ろにはコロンがついています。
また、名前はダブルクォーテーションで囲みます。
上の例でも、名前は全てダブルクォーテーションで囲まれています。
(“book_id”、”title”、”author”、”pages”)
複数のペアがある場合は、「,(カンマ)」で区切り、まとまりごとに「{}(波かっこ)」でくくります。
JSONのデータ型
JSONの例を確認ところで、使用可能なデータの型について詳しく見ていきましょう。
配列
名前を持たない値を配列として表すことができます。
次の配列の例を見てください。
[
"tennis",
"soccer",
"baseball"
]
配列は要素を並べて、「[](かぎかっこ)」で囲みます。
さらに、JSONでは階層的なデータを記述することができます。
JSONの値として別のJSONデータを入れることができます。
{
"vehicle": "car",
"color": "blue",
"models": [
{
"brand": "Toyota",
"horsepower": 150
},
{
"brand": "Honda",
"horsepower": 180
}
]
}
上の例では、modelsという名前のデータに2つの要素を持つ配列を入れています。
つまり、modelsの値は要素が2つの配列ということになります。
そして、配列の各要素もJSONとしてまとめてあります。
文字列
JSONの文字列は名前と同様に、ダブルクォーテーションで囲みます。
ここまでの例を見てみると、”The Silent Ocean”のようにダブルクォーテーションで囲まれています。
また、「\(バックスラッシュ)」や改行といったコントロール文字は、特殊なエスケープ表記を持っています。
例)エスケープ表記の例
バックスラッシュ:\\
改行:\n
数値
JSONでは、数値として整数と浮動小数点数が使用されます。
ブーリアン
値に真か偽をとるデータの形式をブーリアン型と呼びます。
ブーリアン型は、「true」「false」のどちらかで表します。
null
「null」は、フィールドの値が未定義であることを意味します。
必ずすべて小文字で書く必要があります。
まとめ
この記事では、Web APIを利用するときによく使われるJSONについて解説しました。
JSONは様々な言語で使われているので、自分がどの言語を使うかによらずしっかりと理解しておきましょう。
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